| 97年度 比良山系 安曇川奥ノ深谷報告書 |
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| 作者 丸本 | |
| 1997/06/15 Sunday 00:00:00 JST | |
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―ついで山行・・・どっちがついで?― 目的: 期間:1997.6.15.遡行 6月14日 奈良先端科学技術大学院大学の下見ついでに沢に行こうと思った。阪大の沖田さんと連絡を取って、相談する。日程がうまく合わなかったので、一泊は無理であるため日帰りの沢。さらに天気も思わしくなく、大台ヶ原や大峰は雨になりそうと言うことで、奥ノ深谷に決めた。 比良の沢なら私の家からすぐなので、前日、沖田さんを家に呼んで、酒を飲んで語り明かす。 地図を沖田さんに任せていたけど売っていなかったらしくて、エアリアのコピー(1/3万図)で行くことになった。・・・不安。 6月15日 翌朝、5時に起きて、東名高速に乗って京都東インターまで。そこから1時間ほどで出合に着いた。なんと家から2時間で来れた。空気は思ったより冷たく、水の冷たさを想像させる。もっと暑いと思ったんだけど。梅雨真っ盛りと言うこともあって、天気は曇り。やはり大峰山系は避けて正解だったようだ。 今回、ついで山行なので、持ち物は沢足袋と靴下、シュリンゲ1本とカメラのみ。でも着いてみて、カメラや換えパンツ、地図などを忘れたことに気づき、ショックを受ける。この沢は上流に山小屋も多いので、念のためにペットボトルのお茶を持参。荷物といえば、これと行動食くらいなので、ザックも妙に軽く、というより何も入ってないので何か不安・・・。 資料にザイル不要と書いてあったので、高をくくっていたら結構水量があり、初っぱなから泳ぎを要求された(別に泳がなくても良かったんだけど)。滝もナメ状のものが連続し、楽しめる。大きな枝沢が合流する手前の、2段滝(3m5m)は、上段は右のルンゼ状を余裕で登れるんだけど、下段の釜を巻かないで、何とかへつって行こうとしたら苔でつるつるで、へつりも八つ目鰻も失敗、3回ほど追い返されてしまった。結局、ガンバで泳いで突破した。しかし、ここの泳ぎで遡行図を落とす。まあ、遡行図なんてどうせ見ないからいいや。 この後、先行者を追い越して、4段40m滝に取り付く。この滝はさほど迫力があるわけじゃないが、登りがいがあって、振り返ると河原が遥か下って感じに見えて気持ちよい。まあ煙となんとかは高いところが好きってね。 これまでもそうだったが、ここからはさらにゴルジュの中に滝が連続するようになり、河原歩きの記憶がない。でも険悪、てわけじゃ無くて、出てくる滝はナメ滝ばかりで、しばらくは問題となる滝はない。巻くのはまず、8m美瀑で、これは右から巻いたが踏み跡はしっかりしていて、途中に兵庫山岳会の赤テープが巻いてあり、間違うことはない。次の巻きは、淵状の釜を持った9m滝で、最初、なんとか登れないかと思って、途中までへつって観察したが、泳いで取り付き、途中までは登れそうだが、その後は登れるかどうか分からない。あまり泳ぐ気にもなれなかったので、巻き道を捜すと、左から巻けそう。この滝を巻いてから降りれるところもあったが、次の2段12mは無理そうなので、一緒に巻いてしまった。 ここを越えると暫く滝を連続させてから、沢が開け、核心部が終わったことを教えてくれた。すぐに登山道の橋が現れ、普通はここで遡行終了。自分たちもここで終了したわけだが、ここまでこれだけ面白かった沢が、ここからは突然平凡な渓相に変わるというのが何となく信じられない。流程にしても半分も来てないのになあ。 雨具を脱いで、とっとと下山を始めるが、道の所々に登山道とかかれた張り紙を見かける。競技登山でもやってたのかなあ、と思ってたら、団体が登ってきて、かなり大勢で来たと言ってる。なにかの企画かツアーなのか、とにかく行列は途切れる様子もないので、こっちは登山道を外れて直線的に下る。まだ最後尾じゃないのかなあ、とか言ってるうちに、林道に着いてしまった。着替えてる時にも登山者がぞろぞろ来るのでちょっと恥ずかしい。 琵琶湖沿いの天下一品で打ち上げをしたが、天下一品や王将なんて、なんだか懐かしい。関東じゃ見たこと無いなあ。 感想 短いくせに面白い。行ったことはないけど、小川谷廊下なんかもこんな感じでは無かろうか。ザイルはほしいとは思わなかったが、多少は恐い所もあったので、まあ、あまり高をくくって行かないように。殆どの滝は巻けそうだったが、巻いたら面白くないと思う(まあ当たり前か)。泳ぎあり、ナメ滝あり、さらに河原歩きが少なく、密度が濃い。 コースタイム 白滝谷出合,(遡行開始地点)(7:30)-2.5h-遡行終了地点(10:00)-0.75h-白滝谷出合(10:45) 報告者 丸本泰三 |
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