| 00年度 小常沢 |
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| 作者 谷口 | |
| 2000/08/01 Tuesday 00:00:00 JST | |
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メンバー 谷口 谷口 藤ノ木 香西 千葉 東畑 期日 2000 8/1~8/3
8月1、2日 かなりリー養&ハマリまくり part1 1日の15時新宿集合。メンバーはリーダー藤ノ木、サブリー香西、フリーの谷口と千葉、東畑。中央線に揺られ、奥多摩へ向かった。この日は良く晴れてメチャクチャ暑かったので明日の沢に期待が高まる。奥多摩は17時40分発の丹波行のバスの中で、なんだかだんだん雲行が怪しくなり、しまいには雨が降り始めた。今日は、河原でたき火の予定が結局バス停で酒盛をし、就寝。 翌日は5時起床、五時半でっぱ。今朝はとても天気が良く、気持が弾む。6時に余慶橋に着き、沢の準備をして本流に下りる。本流の水は濁っている。もともとこんな色なのか、それとも昨日の雨のためなのか、よくは分からなかったが、増水はしていないようだったので、そのまま本流を進み、途中腰位の徒渉をした。1年がいるのに、ザイルをつけず、香西が一人で徒渉してしまった。おいおい、と思いながら、香西にザイルを出させて、以下のメンバーを徒渉させる。そこから少し行ったところに、小常木沢が本流と合流している。かなり切り立ったゴルジュの中を流れる小さな沢。そこからは結構単調な川原歩きが続く。火打石谷を分けて、さくさく歩いていく。花ノ木沢手間の5m滝は見た目ではちょっと悪そうだったので香西が登ってからザイルを出させて登らせようかと思ったのだが、なかなか支点を取るのに手間取っているようなので、仕方なく、わしも上に登って、多少助言をする。(でも結局この滝はザイルなしでもぜんぜん楽に登れてしまうんだけど。)そこから少し進んで花ノ木沢を分けてさらに進むと第一の難関兆子の滝。ほんとにこんなとこ登れんかいな、と思いつつも滝のそばまで行ってみると、それほど登れなくもなさそう。しかもこのときいきなり雨が降り始め、雷まで鳴り出した。おいおいたのむよー。このとき香西は上の方からトラバースぎみに登ろうと考えていたのか、上の方を見てきます、と行くのはいいんだけど、上行過ぎて、下りてこれずに斜面を滑る落ちてきたのをわしが体当たりで止める。あぁ。そこは藤ノ木にランニングで登らせ、以下のメンバーをプルージックで、登らせる。残留ピトンあり。わしは、そこをヌンチャクを回収しながら登っていくが、上の方がなかなかつらい。良く登ったなぁと思いつつ、登りきると、そこから更に5mの懸垂下降。がんばって早く下りてくれぇと見ていると、2年2人はザイルセットに多少手間取るがまあまあスムーズにやっているようだ。続く逆くの字滝は香西が残留ピトンでランニングを取りつつ、右岸をへつって突破。その後香西がザイルを固定するのにやけに時間がかかっていたが、まあ次に千葉ちゃんを行かせる。すると千葉ちゃんへつりきれずに滑り落ちた。プルージックが利いてザイルにぶらさがる形になる。とくに怪我はなさそうで安心した。結局へつることは諦め、上部のトイ状の部分はザイルにつかまりながら水流をまたぐようにして登る。香西はどうやってへつっていったの?そのあとナメ滝7m(?)は左岸にトラロープがあって巻けるようになっているようだが、水流の中をフリクションをきかせて登っていけば楽に登れる。そのあと不動の滝10mに着いたのは11時55分。まあ始めから頻繁にザイルを出していくつもりだったので、コースタイムよりも時間はかかるだろうなーとは思っていたけど、ここまで時間かかるとは。まあでも岩岳沢からエスケープすればいいや、とそのときは軽く考えていたのだが。とにかく、雨が降ったり止んだりの変な天気の中、不動の滝右のルンゼを一段めのテラスまで登り、その上の5m滝も一緒に巻いてから降りる。そして出ました、大滝18m。とりあえず香西が(偵察?)壁に取り付いてみましたといった感じで、へばりついている様子がなんだかちょっと笑えた。巻くことも考えたけど、かなりの大高巻きになりそうだし、滝の途中にシュリンゲが見えたので、とりあえず、登れることは登れるんだろうということで、登ってみることにした。ランニングビレイを取りながら、藤ノ木が登っていく。一段目まではラクそう。そこから水流の方を登っていく方法と、滝の左壁を登っていくルートと、2通りあるように思われたが、藤ノ木は左壁を登っていこうとするが、「だめです、行けません。」と一言。弱ったなぁとおもいつつ、藤ノ木がいるところの近くにある残置ピトンにヌンチャクをかけさせ、そこにザイルをかけ、トップロープ状態で藤ノ木を下ろす。仕方がないのでわしが本当に登れないのか見てみようと登ってみる。藤ノ木が登ったところから上はかなり足を上げて乗り込まなければいけないところもあり、でかザック背負った一年にはちょっとキツイかなぁと思いつつ登っていくとまだ更に上にピトンがあるのにヌンチャクが足りない!非常に悔しかったが、あきらめて降りることにする。(ヌンチャクは7、8本、又はピトンの穴に入る幅のシュリンゲを持っていけばよい)しかし、ヌンチャクを回収しながら降りるのはヒジョーに怖い。途中どうしても怖いところがあり、ヌンチャクひとつ捨てるかと思っていたが、そのとき回収したヌンチャクは全て最近買ったばかりの新しいものばかり。うーん。これを残していくのはなぁ。少し悩む。そのときシュリンゲを残置ピトンにかければいいんじゃん。ということを思いつきそれでなんとか下まで降りられた。わしが上にいる時点で藤ノ木に、巻き道偵察してきて、と言っておいたので、藤ノ木が見てきてくれて、左岸にかなり高い巻き道ではあるがはっきりとした踏み跡があるらしいのでそこを辿ることにする。今の2年生、もう少し巻き道の偵察くらいは言われなくても率先してやってほしいなぁと思った瞬間であった。「東京周辺の沢」にはこの巻き道のことは載っていないが踏み跡はかなり明瞭。次のねじれの滝は左岸の巻き道を辿る。ここの巻き道は「東京周辺の沢」には明瞭と書かれてあるが、上部の岩場が怖かったり、さっきの巻き道なんかよりもなんかいやらしい。ねぎれの滝を巻き終えてすぐに水の流れる枝沢に出合う。ここで一本とる。(3:25)遡行図ではこの沢が岩岳沢のはずなのだが、2、5万図では事前に岩岳沢が特定できないでいたのでとりあえず遡行図通り現れたこの沢が岩岳沢なのだろうと思い、この沢を詰めていくことにする。岩岳という山は2、5万図「丹波」に載っている”岩岳”と「柳沢峠」に載っている岩岳沢はおそらく北側の岩岳に詰め上がる沢だったのであろう。このとき詰め上がったこの沢が最悪で、次第に斜度を増していき、岩の登りはかなり厳しく、ガレ場の登りは落石がひどく、笹藪は腕力で登る。東畑は、落石3発も当たっちゃいましたよ、と笑っていたが。へとへとになりながら登りきった尾根には笹藪のなかにかなり怪しげな踏み跡がある程度。それでもやっと難所を突破したうれしさに、香西が奇声をあげていた。6時40分尾根上登山道。もうこんな時間なのでテンバを探しながら道を下る。すると、幅の狭い尾根からかなり幅の広い尾根にでたあたりで、平らになっていて、小エス一張り張れる程度のスペースを見つけ、そこに天張る。実際天張ってみると、かなり斜度がある。でもまあ寝られないことはないだろうからまあいいか。知床に行く前の訓練じゃ、とかなんとか言ってごまかす。この日は、テントの外でカレーをつくり、軽くビールを飲んでから斜めのテントに入り寝る。
8月3日 ハマリまくり part2 4時起床5時50分でっぱ。朝起きてシュラフカバーをたたみ終えた東畑がぼーっとしている。コッヘルは?と聞くと、外です、と平然としている。さっそとコッヘルとってきて朝飯をつくるのじゃ!!朝一でちょっと偵察すると、尾根上に踏み跡らしきものがまだ続いている。その踏み跡を辿っていくことにするが、現在地からいって、5分ぐらい下ったところから尾根をぐるっとトラバースして行く道がでてくるはずだと歩きつつ、探して行くがそれらしき踏み跡はいくつもあって、はっきりしない。香西は相変わらず尾根上の怪しい踏み跡をたどり下っていく。藤ノ木は地図を見ては悩むばかり。さて弱ったなぁと思い、途中、強引に尾根をトラバースしてみようかと偵察してみるが、踏み跡はある。しかし目指す登山道にたどり着くにはかなり下りすぎていたらしく、この時点でトラバースは無理と判断。藤ノ木の偵察によれば尾根上をまだまだ踏み跡が続いているとのこと。この尾根を下って行けば、花ノ木沢に出られるだろうと見当をつけて下っていくと、思ったより楽に花ノ木沢に出られた。登山道をへらへら下ってくるつもりがこんな沢の下降になってしまうとは。 花ノ木沢では一カ所懸垂下降をする。もう沢での懸垂下降なら藤ノ木も香西も余裕といった感じだ。そのさきは何の苦労もなく小常木沢にでた。ここまでくればもう安心だろう。あとは久々の沢下り。はじめは一カ所念のためザイルを出して懸垂下降したほかは特に問題はない。沢の中に光が射し込み、なんか平和だ。途中深い釜が現れ、誰が最初に飛込む?と、香西と1年生がもめている隙にグッチがいきなり飛込む。かなり深いので泳ぎで脱出。つづいてみんな飛び込み、最後に藤ノ木が飛込む。かなりうれしそうに泳いでくるがなんか変、とおもったらどうやら眼鏡を釜に落としたらしい。こりゃ見つからねえだろと思いながらみんなで探す。藤ノ木の「見つけた人には何でもおごってやる。」の発言にちょっと白熱する。すると千葉ちゃんがいきなり潜る。なんだ?と思ったら、眼鏡を発見。すばらしい。寿司かぁ。最後の3mの滝で尾根から下ってきた登山道と出合う。ほんとにここから出てくるはずだったのかぁと感慨に耽る。しかし沢沿いの登山道といい、丸木橋といい、かなりきれいに整備されているのになんで山の上はあんな荒れ放題なんだ?と疑問。登山道使って、道路まで出る?と聞くと、千葉ちゃんは沢を下っていきたいですと言うので、そのまま沢の下降をする。丹波川本流に入り、みんなで本流を泳ぐ。そしてまた余慶橋にでて終了。1時着。ここでザックをあけるとサックの中身がかなり水浸し。うぅ、泳ぐんじゃなかった。そこから丹波のバス停まで行くと、奥多摩行きのバスはちょっと前に出たばかりで次のバスは最終6時40分らしい。こまっていると見知らぬおやじが声をかけてきて、ただで奥多摩まで乗せて行ってやるよと、言っている。お言葉に甘えて、奥多摩まで乗せてもらう。車の中ではみんな爆睡。奥多摩駅でおじさんに別れを告げ、打ち上げをする。打ち上げは奥多摩の交番を過ぎ、交差点左の喫茶店。ここは割とよかった。そのあと解散。 こんかいの山行は結構登りがいがいにある滝をほとんど直登できるという点では今までになくおもしろかった。でもそれでは如何せん時間がかかりすぎ、うまくいかんなぁ。そして今回ははまりすぎた。所詮奥多摩、と侮っていたことは反省。もっと早くから慎重に読図をしていれば、と反省した。 |
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| 最終更新日 ( 2007/10/26 Friday 23:24:18 JST ) |
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