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00年度 夏合宿[知床半島] プリント メール
作者 長江   
2000/08/09 Wednesday 00:00:00 JST

メンバー CL 長江 大輔 SL 藤ノ木 一樹 香西 繁範 千葉 知顕 東畑 精一 西本 幸平

期日 2000 8/9~8/22

山行地 知床

8月9日 集合!!

21:00頃、1、2年+グチさんと大洗で合流。
何故か見送りのはずのグチさんはこれから合宿にでも行くのか?という位大きくなったザックを担いでいる。
中から何が飛び出してくるのかとても楽しみだ。
残念ながら雨が降ってきているがそんなことは気にしない連中であり、「まぁ、ひとまず」という感じで飲み始めた。
千葉ちゃんのザックが異様に大きく、10日分の食料が入るのか心配になったが、あまり深く考えない事とする。
僕のザックは例年通り大爆発。ロケットのようだ。
日が変わる頃、雨が止んできたので夏の風物詩、花火+スイカ割りをするために海岸へ移動しようとしたが予想以上の遠さに断念。
近くの駐車場で宴会を始めた。寂しいことだがこれが今年最後の花火、スイカとなるだろう。
グチさんのザックからは一升瓶、スイカに続き七輪まで出てくる。その他にも海水浴セットが入っているらしい。
明日は 海だと張り切っていた。かなりうらやましい。1:30頃、タミーさん登場。その後、花火を楽しむ。
何時まで飲んでいたのだろう。気が付いたら寝ていた。フェリーターミナルは1:00頃閉る。

 

8月10日 いざ、北の大地へ。
大洗の朝は寒かった。今は8月なのになぁーと北の大地のことがとても気になる私でした。
グチさん、タミーさんに見送られ、9:00発のフェリー「さんふらわあ」で苫小牧へ。
船内では何もすることがなく、寝るか、食うかで一日が終わった。
いまさらどうしようもないがフェリーは去年の「サブリナ」のほうが良かった。

 

8月11日 長い一日。
5:15苫小牧到着。札幌まで行くバスはあるが苫小牧駅に行くバスはない。仕方なく、タクシーにて駅に向かう。(¥1600)
苫小牧は雨。雨男千葉の本領発揮か?とも思われたが富良野につく頃に雨は上がり富良野の駅前をふらふらっとしてみる。
藤ノ木と西本は一般観光者に混じりソフトクリームを買っているし、つられて香西も買いに行って気分は下山後である。
当初の予定では今日は帯広泊りだったが、今日中に釧路まで行けるというので釧路まで行くことにした。
フェリーに引き続き電車の中もヒマだ。
長い旅だった。11時間電車に乗りつづけ17:15釧路着。和商市場の裏の公園にテントを張り、いつものように長崎屋で買い出し。
食料をだいたい分け終わってからフィッシャーマンズワーフのアサヒビール園へ。
去年より肉の質が落ちたように思われる。うーん、残念。(きじっぺをもらっていくなら洗面台の下を開けること)
その後、白木屋一階のカラオケに行き、ここのきじっぺをもらって帰った。
ちなみに「ここのきじっぺは最高!!個室に積んであります。」(某おねちゃん談)

 

8月12日 まだ、始まらない。
5:30起床。食料分けを全て終わらせ、一路和商市場へ。今年は来れないと思っていたからとても嬉しい。そしてちょっと奮発。
9:00発網走行にて斜里へ向かう。釧路湿原などを見ながら電車に揺られていると合宿のことなど忘れてしまいそうだ。
斜里にて警察署、営林署へ。警察では下山後、電話をするように言われる。(0152ー23ー0110)
営林署は土曜日という事もあり休みだったので郵送した。(斜里町本町11ー3 0152ー23ー3161)
駅でマウンテンバイクを借り(無料)市内観光。結構良い町である。
15:20発のバスで岩尾別まで。車中、羅臼岳が見えた。その高さに一同皆唖然。明日は辛そうだ。
岩尾別から温泉まで40分程度歩くが、なまった体にかなり堪える。
17:30頃ホテル着。川沿いの駐車場にテントを張らせてもらい、香西に木下小屋まで水汲みに行ってもらう。
木下小屋も水道の水が流れているので非常用に使える。ここまでかなり疲れたがやっと明日から合宿本番である。 斜里ー岩尾別 ¥1770

 

8月13日 やっと、始まる。
天気 晴れ
合宿開始。4時出発とする。1年がいたのにかかわらず準備が早く終わり3時半には出発できそうだった。
(今年の一年は優秀なのか?とこのときは思っていたが)、まだ暗かったので4時まで待つことにした。
写真をとり出発。1本でオホーツク展望、次の一本で弥三吉水、銀冷水、羅臼平と他の登山客にがんがん追い抜かれながらも順調に進む。
ふと、前を見ると東畑のザックがくの字に折れていた。去年の香西のザックを思いだす。今年の香西のザックは折れていない。
少しは成長したようだ。 今日は物凄く暑いが昨日は羅臼平で0度を記録したらしい。来ていれば地獄を見たかも。
昨日来なくてよかった。藤ノ木と香西に岩清水まで水汲みに行ってもらう。
林太郎さん曰く「部室から運動場まで行く感じ」ということだったが実際はかなり遠く「柏インターまでの感じ」だったそうだ。
ここで全員満ポリ。水は少ししかでていなくて水汲みには時間がかかる(今回はナンダカンダで2時間かかった)、
羅臼岳ピストンをカットしなければ良かった。
サシルイ手前コルで一本。噂のフードロッカーと記念撮影。サシルイ岳を目指す。
サシルイ手前コルには水、テンバあり。オッカバケ岳山頂でナキウサギと思われる声を聞くが発見できす。
その後、何事もなく二つ池に着く。オッカバケ岳からの下りで登山道右手(1330m付近)に雪渓があったので水を汲んだ。
池と池の間にもフードロッカーがある。 二つ池にはどんどん人が来て10張位テントが立った。
早めに来ないとテントを張るスペースがなくなるのでこ注意。ラジオの調子も悪かったが、できた天図の調子も悪かった。
もう二年目なんだからちゃんと書いてね藤ノ木君。
岩尾別温泉(4:30)-559(4:50ー5:00)-弥三吉水(5:50ー6:00)-銀冷水(6:55ー7:10)-
羅臼平(8:15ー10:00)-サシルイ手前コル(10:45ー11:00)-サシルイ岳(11:45ー12:20)-
オッカバケ岳手前コル(13:00ー13:20)-オッカバケ岳(13:45ー14:00)-二つ池C1(14:30)
水場
木下小屋 弥三吉水 銀冷水 羅臼平(岩清水)サシルイ手前コル オッカバケ岳手前コル オッカバケ岳下り右手雪渓
二つ池(飲まない方がいいかも)
テンバ
銀冷水(大エス1張) 羅臼平(いっぱい) サシルイ手前コル(小エス2張)オッカバケ岳手前コル 二つ池(10張)

 

8月14日 ここからが本番?
天気 晴れ
今日は余裕があるので3ー5、全員満ポリで出発。今朝も西本は「懐電がない、ヘッドがない!!」と騒いでいた。
明日は大丈夫だろうか?一抹の不安が残る。今年は二つ池も北、南と両方ともあり北側の池の周りは湿地になっていて大変歩きづらい。
靴がドロドロになってしまい朝からブルー。知円別岳までは順調に進んだが、昨日と同様天気は良すぎるくらいでとてつもなく暑く、
水の減りが早くなってきた。今日のテンバに水があることを願う。 知円別岳で他の登山客と別れ岬方向へ足を向ける。
東岳へむかう途中、道があるのにそれに気付かず早速ハイマツと戯れてしまった。
ハイマツと遊び終わると、立派な道が目の前にちゃんと存在しておりショックを受ける。
藤ノ木にはもっとしっかりしてもらわなくては。道は崖上を通っていた。暑いのと荷物が重いのとでバテ気味、こまめに一本を取った。
さて、ここからが本番。知床のはじまりだ。1502からの下りは踏み跡+赤テープがありそれをたどった。
一度ロストするもすぐに見つかりそのままたどる。
大岩を越えて(この下からハイマツの密生地帯)稜線上を1350m位まで下り薮沢に出たところでトラバース。
トラバースは次の薮沢にでるまで。薮沢に出てこんどはそれを下り1150mテンバに到着。
終始赤テープがありかなり楽をさせてもらったが、初めてのヤブ漕ぎに皆、疲れを隠せない。ご苦労様。
テンバには雪渓はなかったが水が残っておりそれを使った。浄水器を使ってみたが、いまいちうまくいかなくて今日は煮沸だけとした。
浄水器、高かったのになぁー。
二つ池(5:10)-南岳手前コル(5:55ー6:05)-知円別岳手前湿地帯北(6:55ー7:05)-
東岳手前コル(7:55ー8:10)-1502手前ピーク(8:55ー9:15)-1502(9:40ー10:05)-
1420m付近大岩(11:05ー11:15)-1330m付近(12:15ー12:25)-1150mC2(13:40)
水場
二つ池 1150テンバ
テンバ
知床円別岳手前湿地帯(東京ドーム一個分) 東岳手前コル(たくさん) 1150テンバ(大エス4張)


8月15日 おぉ!?
天気 晴れ,ガス
西本は今日も朝から騒いでいた。三日目である、いい加減にしてもらいたい。今日は2ー4。
今朝も4時前に準備が出来、大満足である。まだ暗いので少し待った。ひとまず昨日の続きで沢をひたすら下る。
赤テープが1080mまであったのだが1080mを下ったところで見失い、探してみたが見当たらないようなのでさらに沢を下った。
そのまま下るとあの噂に名高いズタ袋とご対面。それと同時に赤テープも見つかり一安心。ここからルシャ山までは立派な道が続いている。
ズタ袋から稜線に上がり、道なりにルシャ山を目指すが、この時、南東から暑い雲の塊が押し寄せてくるのを確認してしまった。最悪だ。
ルシャ山に着く頃には青空も消えてなくなり周りはガスで覆われた。ルシャ山山頂で、’96の赤札を発見。
塚本さん達か?2000、8、9早稲田理工歩行会の札も見つける。斜里の警察署で聞いた途中から海を行くパーティーかも。
ルシャ山山頂から踏み跡をたどるが「あっ!!」という間にロスト。赤テープも肝心なところでなくなっている。なんてことだ。
仕方がないので700ピーク方向にトラバースしながら下る。一度、視界が開け700ピークと693らしきものが見えた。
693に近いところにいたので、それを目指すが、これが失敗だったか、歩けど歩けど着く様子がない。
現在地も分からなくなっており精神的にやられそうだった。前の方でサブリー藤ノ木がキレかかっており、
それと同時に地図を見るのを放棄したらしい。もう、どうすることも出来なく、万策尽きた感じで、ひたすら北東に進んだ。
しばらくして沢筋を発見。助かったという安堵感が心を満たす。沢筋(693脇)を下りつづけ、疲れが溜ってきた。
14:30沢を上がった笹藪に立つ。「ここにテントを張るんですか?」と不安そうな1年に一言「うん」と言ってテントを張る。
この辺の笹は人間とほぼ同じ身長を持っており、なかなか厄介だ。 今日は体力より精神がやられた一日だった。
ルシャ山からはひたすら北東に進めば良かったと少し反省。
ガスの中を歩いたおかげで皆、前進ずぶ濡れでテントの中で乾燥を兼ねてお茶を飲んだ。
香西はフライにたまった水がうまいと藤ノ木にそそのかされて執念を燃やしていたがなかなか水が溜らないらしく悔しがっている。
1150m(4:10)-1080m(4:55-5:05)-920m付近(6:15-6:25)-
ルシャ山手前コル(7:30-7:40)-ルシャ山(8:00-8:15)-750m付近(時間不明)-
700m付近(11:25-11:40)-550m沢筋C3(14:30)
水場
1150テンバ 1080m
テンバ
1080m(たくさん) ルシャ山ピーク(小エス一張) 693付近笹藪地帯(お好きなところに)
沢筋上笹藪(あまりお勧めできませんが)

 

8月16日 ルシャ山脱出!!
天気 ガス、快晴
昨日、ものすごーく疲れたので今日は3ー5。こっちのテントが起きだしても、もう一つの方は起きる様子がなく、
3度ほど藤ノ木を呼ぶとやっと動き出した。天気は悪いようで外は昨日と変わらずガスっており視界も悪い。
憂鬱な気分のまま出発。 ひたすら沢筋を下る。沢が急になると、すぐに一度荷下げした。
その後も微妙な個所が2、3あったが荷下げはしなかった。ほどなく右から沢が合流ゐ水のある沢となる。
この沢は700mピークの脇から流れていると思う。少し下ったところで藤ノ木が転んで左すねを擦りむく。
白いものが見え「骨か?骨か?」と騒いだが骨が見えるとも思えず、とりあえあず消毒しバンソーコを張って行動を開始した。
後から聞いた話ではすねはすぐに骨が出るらしい。あれはたぶん骨だったのだろう。
それからは足下にオショロコマを見ながら順調に沢を下り、ルシャ川奥二俣に11:30に着いた。
タミーさんの言う通りいかにも熊が出そう。
天気は途中から回復し「この天気で沢に行かなければいつ行くんだ!!」という感じになっており、昨日とは大違いで大変気持が良い。
ここで昨日濡れた物を乾かす。30分の予定が50分も休んでしまったが、あと2時間もあれば着くから、まぁ良しとしよう。
二俣を出てすぐの滝は左岸から巻いて、あとはひたすら単調な河原歩きでポンルシャとの出合に着いた。
テントは右岸の一段上がった所で張れる。東畑は沢歩きに慣れていない感じでコケまくっていた。
自分も一番後ろで人知れずコケてはいたが。 まだ日があるので乾燥大会の続きを行い河原はゴミ?で埋め尽くされてた。
その後は釣り大会が始まり皆、それぞれ釣り上げる。フライでもルアーでも生餌でも何でも釣れた。
子供ばかりが釣れ川のわきに作ったプールはさながら保育園のようである。その子供たちは知らぬ間に皆帰ってしまったが。
夕食を済ませ焚き火を行い大きいオショロコマを塩焼きにして食す。なかなか美味であった。ゆっくりして9時就寝。
550m付近(5:35)-510m付近(6:50-7:05)-420m付近(8:20-8:35)-
280m付近(9:55-10:10)-ルシャ川二俣(11:30-12:20)-
ルシャ川、ポンルシャ川出合C4(14:15)
水場
沢に出るまではありません。その後は御好きなだけどうぞ。
テンバ
ルシャ川二俣(確認はしてませんがたくさんありそう)、ルシャ川、ポンルシャ川出合(いくらでも)

 

8月17日 海へ。
天気 晴れ
いつも準備が早く終わるので不思議に思っていたが、朝お茶を飲んでいないことに気が付く。
今朝、お茶を飲んでみたら出発が見事に30分遅れた。今合宿中に何とか出来ればいいと思うのだが。
海までは退屈な河原歩きがつづく。動物の鳴き声をよく耳にするようになり、鷲、鹿など見かけた。
海に出ると道があったり漁師が直ぐそこで魚を取ってたりで帰りたい気持ちで一杯になったがグッとこらえてコタキを目指す。
右岸の道を歩き川に入った。 またひたすら河原を登り先へ進む。沢が狭くなる前、蜂の巣近くを通過した。
前の五人が普通に通過したので大丈夫かと思ったら僕だけ襲われ、計3カ所刺され2ヶ所刺された右腕は痺れて感覚が無くなってしまった。
「岬なんかどうでもいい。ここなら直ぐに帰れる。病院にいかせてくれ!!」と思っていたが、次第に感覚が戻ったので先に進んだ。
沢が狭くなると自分が何処にいるのか分からなくなり、自分の読図力のなさを思い知らされたが、
ただただ沢を登っていけばよいので気は楽であった。
香西は本来の調子を取り戻したようでコケまくっており懐かしさを覚えたが東畑と2人でコケるので前との差が開き始める。
藤ノ木は後ろを振り返らず先に進むので途中何度も呼び止めなければならなかった。
相変わらず現在地は分からないのだが、たぶん順調に進んでいて深い釜を持った滝と遭遇する。
右壁に心引かれるホールド(登ってみたかった)がたくさんあるそれを利用して先に進んだ。
後から報告書を見てみるとここの事がしっかり書かれておりびっくり。
その後すぐの滝を登れなさそうだと言うのであまりいいホールドやスタンスのない右壁を今合宿中最大のがんばりで登ったのだが
異様に縦に長いザックが災いし岩に引っ掛かってあえなく失敗。今までぜんぜん濡れていなかったのにずぶ濡れとなっていしまった。
実際には滝の左の岩を荷上して突破に成功。テンバに戻ってから今度は中俣の偵察をして一日の行動が終わった。
ふと、後ろを振り返ると1502mやルシャ山が見える。あそこに立っていたのは何時の事だったか。ここまでよく来たものだ。
台風9号の動きが気になる。明日の天気が心配。
250mテンバ(5:10)-400m付近巻き道途中降り口(6:30-6:45)-440m付近(8:15-8:25)-
コタキ川三俣テンバC6(10:00)
テンバ
コタキ川三俣テンバ(小エス1張 チビエス1張)

 

8月19日 地獄
天気 晴れ? ガス? 曇り
今日の行程は長い。2ー4とする。明るくなったのは4時過ぎで少し待ってから出発。右俣ではなく中俣をつめる。
20m滝の巻きは昨日の偵察通り左俣を30m程進み右の尾根に取り付く。
赤布などちらほら見えるがどれもいまいち、黄フダを今回付けておいた。(まだましだと思う)
岩のバンド沿いに5m滝へ下り、滝直前の土壁を登った。楽に行けると思ったのだが1年が登ることができず、
さらに悪いことに壁をつるつるにしてしまった為、後続者も登ることができなくなってしまった。空身で登らせザックは引き上げた。
これを登るとすぐ沢にでてナメを越えていく。水がなくなるところ(750m付近)で満ポリにし、山靴に履替える。
15m岸壁は簡単に直登できた。これを越えると沢は緩やかになる。
900m付近から左俣のさらに左にあるものすごく小さな沢をつめたがこれが失敗だったかハイマツ帯に出るのにかなり労力を要した。
素直に左俣をひたすらつめるのが良いのだろうか? ハイマツ帯あたりから崖上の道には40分位、その後1243方向に向かう。
1243下にあるハイマツマーク(1/25000地図使用)から知床池に向かう。30分程。
崖から池に向かう道の途中に出たのでもう少し崖上のみちを行くと何かしら目印があるのかもしれない。
池はガスっていて神秘的な雰囲気でいい感じだった。
池から1132を目指すが周りは一面ガスに覆われ視界が利かないので東の稜線上の崖を目指しハイマツに突っ込む。
崖上には道があり1132まで続いていた。1132に着いた頃には4時となり天図をとる。
その間道を探すも発見できず。幸いガスのはれた知床沼が見えていたので沼を目指し直線的に薮を進むことにした。
これまた時間がかかり沼に着いたのは18:30となってしまう。
沼にはウナキベツ川を登ってきたおじさんおばさん3人パーティーがくつろいでいる。明日知床岳に登るそうだ。
とてもじゃないがあの薮を逆に進む気にはなれない。なんてパワフルなおじさんおばさんなんだろう。
おじさんは10年程前に半島を縦走したらしく、その時は沼からポロモイまでハイマツ帯に道があったという。
10年も前の話なのであまり期待はできないが良く探してみようと思う。
今日はとてつもなく疲れたので明日は休養日にしたいところだが3ー5でポロモイを目指す。
東畑はボディーバランスが悪いようで沢で、薮でこけまくって後半はボロボロだった。これから期待したい。
皆疲れきっており食事には浄水器を使うのもめんどうでそのまま沼の水を使用。まぁ大丈夫だろう。
その頃おじさんおばさんは元気よく花火をしていました。 20年後僕はどんな山を登っているのだろう。
三俣テンバ(4:20)-中俣750m(5:30-6:15)-950m(7:45-8:00)-1120m(10:25-10:40)
-1243m手前ハイマツマーク付近崖上(12:15ー12:30)-1120m(14:10-14:20)-
1132m(15:50-16:25)-知床沼C7(18:30)
水場
中俣750mまで何処でも 知床池 知床沼(沼、ウナキベツ川方面岩場)
テンバ
知床池 知床沼

 


8月20日 あれ?
天気 晴れ?ガス
とうとうラストの地図を開くときが来た。沼のほとりから伸ている道を進む。
この道は途中でなくなりその前に灌木帯へ抜ける道があると聞いていたので抜け道を注意して探していたのだが、
なくなるはずの道はマツを伐採した跡がありしっかりしており、(赤テープもあったし)
あれよあれよという間に僕たちを884ピークへ導いてくれた。
本日最大の難所と思っていたところを1時間であっさり通過してしまい拍子抜けしてしまったが(これを利用すれば一日縮められるかも)
ポロモイまでハイマツ帯の登りには苦しめられた。ニセピークばっかりだし。 ポロモイ頂上で中標茶山岳会の昨日つけた赤テープを発見。
赤テープの主がやっと分かった。それにしても中標茶山岳会も次の日にこれを追っている人がいるとは思わなかっただろう。
今日中に763付近まで行こうかと考えるも(そーすれば一日縮められる)急ぐ旅でもないのでゆっくり行くことにした。
992mに出るまでも薮をこぎ時間がかかる。歩きやすいところを繋げていくといつの間にか南を向いており、無理矢理992m手前から北斜面に突入しトラバースしながら稜線を目指す。
稜線に出ると赤テープ&踏み跡があり、それを忠実にたどりテンバに到着する。
最初「これはテンバか、テンバでないか?」と協議するもこれはテンバということで無事決着がついた。
それほど小さいテンバは小エス一張+2ー3人用のエアライズ一張がぎりぎり張れる程度。道の右側にある。
明日はウイヌプリまで行ければ明後日は岬。やっと、ゴールが見えてきた。
知床沼(5:20)-884mピーク(6:20-6:35)-920m(7:45-8:00)-
ポロモイ岳(9:55-10:25)-947手前コルC8(12:45)
水場
知床沼
テンバ
ポロモイ北910m付近(無理矢理張ればの話) 947手前コル最低部手前(かなり狭い)

 


8月21日 赤テープの巻。
天気 ガス?晴れ
夜、12時頃雨が降ってきた。雨だったら行きたくないなぁーと思いつつまた睡眠へ突入。
朝、起きて外を見ると一面ガスで覆われていて何も見えないが赤テープ&踏み跡はあるだろうし、
ここから先は迷うところは無いので3ー5で出発とした。947ピークまでは踏み跡があるもののけっこう辛い。
ピークで一本とり、814mまで例年のように直線的に下りるか赤テープをたどるか迷ったが、赤テープの安心感から踏み跡をたどる。
踏み跡は稜線上を進み850m付近で沢筋に入り沢伝いに814mに到達。
赤テープはそのまま沢を下り763m手前コルに出て763ピークを巻くように思われたのだが763ピークに僕たちを導く。
気付いたときには戻るのも大変そうだったので一先ずピークに登った。
ピークについた時にはガスがはれ青空が見えだし、足下にはオホーツクの青々とした海原が広がっている。
とうとう海を見ることができた。もうすぐだと気合いを入れ直す。
ここからはウイヌプリの禿山まで見渡すことができこれから進むべきコースの下見をした。
赤テープは750ピークも登ると思われたので750手前コルから北北東に進路をとりひたすらハイマツとササの薮を進む。
途中一本を取り進もうとすると僕たちを数々の難所から救ってくれた赤テープ君と涙の再会をはたす。
稜線上を進んだと思われる赤テープ君もやっぱり楽な笹藪を進んでいたのかと再会を歓び合い行動を供にすることにした。
仲よく赤テープ君と供に進んでいると640手前コルの辺りで稜線の西側に来てしまったことに気がつく。
赤テープ君に裏切られたので東にいるハイマツ君と遊ぶこととする。
ハイマツ君と遊び終えると稜線の東側には笹藪君が待っていたがごめんねとお誘いを断ってテンバを探した。
歩きやすいところを進んでいくと600m付近まで上がってしまいちょっと斜めだがここにテントを張る。
香西と僕とでメオトタキ川に水汲み。水量が少なく苦労した。往復1時間位。 ここまできたら予備日はない。
夕食は弱食いしごき。酒を飲みながら下山後の話に夢中になる。
947手前コル(5:05)-947mピーク(6:15-6:35)-814m(8:25-8:45)-
763ピーク(10:00-10:25)-641東620m(11:55-12:10)
-640手前コル(13:40-13:55)-600mC9(14:30)
水場
メオトタキ川源流
テンバ
814(大エス3張 750付近(正確な記憶なし。ごめんなさい。でもこの辺り所々にたくさんあります) 640ピーク600m付近(斜めでしたがいっぱい張れます)

 


8月22日 岬へ。
天気 快晴
テントを出ると月と星が輝き晴れの予感。岬を目指すのにふさわしい

 
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