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00年度 第3スキー合宿[ニセコ] プリント メール
作者 長江   
2001/03/12 Monday 00:00:00 JST

メンバー 長江 大輔 江尻 誠 藤ノ木 一樹 香西 繁範 池田 真行 多田 有輝

期日 2001 3/12~3/14


山行地 ニセコ


3月12日

「だめだ、もう間に合わん。」

ということで僕が遅れてしまい、18時半に札幌駅に到着。30分の遅刻だ。2年がすでに予約を入れていたのですぐに魚や一丁にて宴会が始まった。2時間飲んで食ってススキノへ行き客引きのねぇーちゃんに連れられてカラオケ。こうして1日が終わる。何時ものように札幌駅北口にて就寝。

今日のノリはすでに打ちあがった雰囲気でだった。下山後はもっと爆発するのだろうか?

 

3月13日 晴れ

五時起床。多田は初めての駅寝に加え寒さの為あまり眠れなかったようだ。直ぐに慣れることだろう。池田ことヨッシーはすでに昨日の昼間、何故か一人駅寝を経験していたらしいのでよく眠れたのだろう。朝まで熟睡だったようだ。

6:11の電車に飛び乗りニセコを目指す。小樽で時間があったので運河を見に行った。ヨッシーは初めての北海道だから昨日からずっと楽しそう。

蘭越には10:16着。駐在所に行き計画書を提出。下山後は連絡するようにとのこと(知安警察0136ー22ー0110)準備に手間取り駅を出たのは12時半。タクシーで新見温泉まで行き行動開始。

一本で新見峠まで行くがヨッシーと多田はかなり辛そうだ。急ぐ旅でもないのでのんびり歩く。道沿いには行かず途中からショートカット。568から谷沿いを登った。思ったより時間がかかる。失敗したかも。

峠には15:15着。テントをたてるのに時間がかかり、天図は江尻に外で取ってもらった。昼間聞いたラジオで明日は雪ということだったが、天図では明日は晴れそうだ。どちらが勝つか見物である。

空には、満点の星空が広がっている。冬の星空が一番綺麗だ。明日は晴れるかも、期待してみよう。そういえば今晩ミールが落ちてくるとか。

 

3月14日 曇り

「キツネにやられた!!」

と江尻が騒いでいる。ペミカンがやられたようだ。僕には2年前の夏の江尻と藤ノ木には1年前の夏の悪夢がよみがえってくる。とりあえず急いで確かめてみると、そこにキツネの姿はなくフライが風でバタバタいっているだけだった。人騒がせな、しかもこんんな夜中に。この時にはすでに星空は消え、雲が空を覆っていて、ラジオの勝利が明らかになろうとしていた。このさわぎの中、多田は一人夢から覚めることはなかった。これで睡眠不足解消?

12月に入ってきた一年には初めての合宿でテント生活に慣れているはずもなく、出っぱまで3時間かかる。まぁ、これは仕方ない。テント撤収の際テントマット君が風に飛ばされる。それを追いかける多田。二人の差は開くばかり。マット君は雪原の彼方へ消えていった。

今日は風が強い。沈殿も考えたが行動することにした。この決断が最悪で2、3時間後に痛い目を見ることになるのだった。1本で白樺岳手前コルまで行く。危険なところはなかったが、稜線上に出ると風の強さが一段と増す。表面がクラストしていて歩きづらい。ガスっているがまだ行動できそうなので先を急いだ。ヨッシーは何故か辛い方へ行き一人苦戦している。いきなり第三はきつかったか、見ていると面白いのだが。

白樺岳山頂に着くと周りは何も見えなくなり931とのコルまでカニ歩きで降りる。依然風強し。コルに着いた時に931を偵察に行く。稜線上は立っているのが精一杯の中、稜線の北側を少し下った所は風は弱く(この時は南風だった)無風地帯もあり、今日の安息地を見つける。皆でそこへ行きテントを張ろうとしたら残念ながらそこはもう強風地帯となっていた。いまさら峠まで戻るのも大変そうだったので無理矢理張ろうとしたらポールが「ボキッ!!」といって真っ二つに折れてしまった。この間、香西の地図やらグラビアやらが飛んでいく。春合宿と同じだ。うーん、仕方ないので今晩一晩くらいは雪洞でやり過ごそうと決めたのだが、掘っている最中ラジオでは明日はもっと厳しい天気になると報じている。これ以上厳しい天気ってどんなだろうと考えつつ、敗退を決める。

来た道を戻るがガスはさらに濃くなり山頂はおろかトップが時々見えない。もちろん声も届かない。風はさらに強さを増し時々押し潰されそうになる。大変だ。ふと、地図を見るとこの当たりにガケマークがある。そういえば昨日雪庇がこの辺にあるのも見えた。落ちたらやだな、1年は大丈夫かな、遭難ってこうしておきるのかな、としみじみと思いながら足を進める。

白樺岳が遠い。まぁ、斜面を登っていけば何時か着くだろう。白樺岳を越えると朝の自分達のトレースがかろうじて残っている。それを頼りに進んでいく。程よいところで風を避けるため斜面を西に下りた。だいぶ風はなくなり歩きやすい。しかも視界が開けてきた。後は峠までひたすら斜めに降りていけば気分も楽になった。

ヨッシーは斜滑降がうまくいかず苦労している。多田は荷物の重さに苦労しているようだ。峠を経由し新見温泉まで下る。登りより時間がかかり温泉についたのは5時前。皆さんお疲れ様でした。


その日のうちに札幌まで戻り打ち上げ。札幌出身多田は心強い。飲み屋、カラオケとこちらの要求に答え店に案内してくれる。朝までカラオケをやり時間を潰す。なんか、酒とカラオケをしに札幌まで来たような合宿が終わった。ミールは23日に変更になるそうだ。

 

文:長江 大輔

 
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