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01年度 個人山行~北岳 |
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作者 多田
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2001/10/05 Friday 00:00:00 JST |
目的 秋山を楽しみ、山の魅力再発見!
期間 2001年10月5日~7日
山行地 北岳(南アルプス)
メンバー CL:多田、SL:水口(以下“ジャニー”)
F:小山(以下“白骨”)、押野(以下“オトゴツ”)、山口(以下“久米”)
10月5日(金)
20:40、東京駅。20:53発の中央特快に座っていこうと思って、集合時間・集合場所をこの
ように設定した。俺&白骨はその電車に座ったが、ジャニーが来ない。遅刻か?と思った
発車間際、ジャニー乗車。稲毛海岸のみどりの窓口で、前の人がやたら長いこと時間を食
ったらしい。当然ジャニー、座れず。あと一歩でホントに遅刻。危ない危ない。
その後、予定通り新宿で久米、立川でオトゴツが乗車。
高尾で甲府行きに乗り換え、野田組、神楽組が合流。何を考えているのやら、久米はチ
ョコフレークを嬉しそうにちらつかせている。行動食として買ってきたものだと言う。だ
が、行動食は俺と白骨が前日に用意しておいたのだ。オトゴツも自分で買ったと言う。そ
の2人によると、1週間前の飲み会の時に、俺が「行動食は各自で」と言っていたらしいが、
俺には全くそんな記憶はない。行動食が別にあるとわかると、久米早速食い始める。そし
て、オトゴツの山靴にはなぜかカビっぽいものが付着している。ちゃんと手入れしよう!
23:27、甲府駅到着。ファミマで明日の朝飯を買う。夕飯を食べていない俺・白骨は駅前
の吉野家で腹を満たし、その後就寝。
10月6日(土) 晴れ
3:30、起床。俺、ジャニー、白骨、久米は予定通り起きるも、オトゴツがなかなか起きな
い。オトゴツを色々といじってはみたが起きない。そこで俺、最後の手段。ペットボトル
でぶん殴る。やっと起きた。昨夜は一番最初に寝たはずなのに…。
4:00頃、バス停に行くとすでに登山客の行列が出来ていた。そして、そのバスは4:30に
出発し、広河原まで2時間かけて行く。おやすみ zzz… このバスは、季節・曜日
によって運行時間が異なるので、バス会社に問い合わせること。
6:30、広河原到着。バス停の正面にある“国民宿舎広河原ロッジ”で2日分の水を汲む。
ロッジの玄関の横のポストに計画書を入れて、いざ出発。登山道に出るのに渡る吊橋から
北岳が見えた。あまりにもきれいだったので、早速シャッターを押してしまった。それに
してもこんなに高い山、登れるのだろうか?と思ってしまうほど山頂が遠くだった。そり
ゃそうだ、日本で富士の次に高いんだから。
登山道に出て、ここからはひたすら道なりに登っていく。基本的には、大樺沢の左岸に
沿って登っていく。最初の方は、枝沢を横切ったりすることもあったが、山靴で渡れる程
度のものなので特に何の問題もなし。白根御池小屋分岐と大樺沢二股の間1950付近は左岸
が崩壊しているので右岸に迂回するが、迂回路がちゃんとあるので道なりに進む。大樺沢
二股手前あたりで、1本取ってる青学のワンゲルだったか山岳部(←どっちだったかはっき
り覚えてないが…)と遭遇する。女のコがけっこういたから山岳部かな?(←勝手な想像)
大樺沢二股を左俣コースへと進む。傾斜が徐々に急になる。このあたりから、右側に“北
岳バットレス”が見える。「何か雄叫びが聞こえるな。」と思ったら、それはバットレスを
登っている人なので聞き流してもあるので特に困難を要することもなく通過。と思ったあ
げましょう。大樺沢二股と八本歯のコルの中間2500付近を過ぎたあたりからは、急坂にな
るが、道はしっかりあるし、はしごなどその頃、久米がやたら頻繁にグチを言うようにな
る。挙句の果てに「多田さん、1本取りましょうよ。」の連続。だが、こいつの口うるささは
いつものことなので、気にしていたらキリがない。
左俣コースを登りきり、八本歯のコルで1本取る。今日のテン場、北岳山荘が目の前に
見える奴である。。富士山も真正面に見えた。1年の4人はすぐに富士山を見つけたようだ
ったが、富士山は斜め上方に見えるだろうと思っていたので、俺1人必死に探してしまっ
た。近くにいたおばちゃんにあれだよと言われてやっと認識する。ここで、さっきの久米
のグチの多さの原因が判明する。“高山病”。まったく、下界でも山でも人騒がせな高校の
山岳部で北岳に来た時も、今年の春合宿で鳳凰に行った時も高山病。どうやら、久米は2500m
を越えると発病するようだ。
八本歯のコルから北岳トラバース道分岐までの間は、岩稜を歩くことになる。十分な注
意が必要だが、落ち着いて一歩一歩進めばなんてことはない。北岳トラバース道に入れば、
あとはゴール目指してひたすら歩くのみ。北岳山荘がすぐ目の前に見える割にはなかなか
着かない。そして13:45、今日のテン場“北岳山荘”に到着。今日は総じて早く着いたと思
う。ガイドやグチさんの報告書のコースタイムの時間とほぼ同じ時間で着いた。
北岳山荘が八本歯のコルから目前に見えておきながらなかなかつかないと思ったのは、
北岳山荘がやたらデカい建物だから。マジでデカかった。ここでも水は汲めるが、有料
(¥100/㍑)。そんなことは下調べで把握済みだったのでもちろん汲まず。この山荘周辺は
キャンプ指定地で、まっ平らなテン場である。¥2500取られるけどね。そして、トイレも
山のトイレにしてはかなりきれいだった。善意のある人は維持費として¥500払って欲しい
旨が書いてあった。しかし残念ながら、俺ら5人に善意はありませんでした。
テントを張り、夕方までしばしフリータイム。久米・オトゴツはお昼寝。久米はしょう
がないとしても、オトゴツはなぜ寝ているのだろう?こんなにイイとこに来ておいて。ノ
ブヨみたいだ。それに引き換え、俺・白骨・ジャニーはかなりエンジョイ。半ばジャニー
は俺・白骨に付き合わされているという感じだったが…。それなりに楽しんでいたようだ。
4時天&夕飯のため、一時フリータイム中断。
レトルトの中華丼を食べ終わり、フリータイム再開。俺・白骨・ジャニー、再び外へ。
夕焼けがなまら(←北海道弁:とても)美しかった。やっぱ、こういうの見ると山やって
てよかったなって思うよなぁ。黄昏の写真を数枚撮り、日が暮れたので、テントへ。
テントの中に入ると、久米は相変わらず寝ていたが、オトゴツが1人で出来上がってい
る。酒飲むならフライングはなしよ。だが、これがイイ結果となった。久米は横になりな
がらも俺ら4人の輪に入り、みんなで酒を飲み始める。話は次第に恋バナへ。多分、俺・
白骨が仕向けたんだろうけど…。話がエスカレートしていき、オトゴツ、かなりジャニー
に攻め込む。今までに見たことない形相だ。20:00過ぎ、就寝。
【行動時間】
甲府駅(4:30)→広河原バス停(6:30-7:15)→白根御池小屋分岐(7:45)→白根御池小屋分岐と大樺
沢二股の中間1850付近(8:30-8:40)→大樺沢二股(9:40-9:55)→大樺沢二股と八本歯のコルの中
間2500付近(10:55-11:10)→八本歯のコル(12:25-12:45)→北岳山荘(13:45)
10月7日(日) 晴れ
3:30、起床。寒い。なかなかシュラフから出る気になれない。
。素晴らしい。朝飯を食い、日の出までまだ少し時間があったことと寒かったことを理
由に、すぐにはテントをたたまなかった。そして、日の出何回もシャッターを押してしま
った。テントを早くたたまなかったことと日の出写真のため、3:30に起きていながら6:00
出っパ。今日の行程は楽勝だから、まぁ、いっか。
北岳山荘を出て吊尾根分岐までは、傾斜も緩く、歩きやすい。だが吊尾根分岐を過ぎる
と、急坂になり切り立っているので、十分な注意が必要だ。グイグイ進んでいると、昨日
の青学と再び遭遇。彼らは大樺沢二股を右俣コースへと進み、肩の小屋にテントを張り、
今日は肩の小屋~間ノ岳のピストンで、明日下山するのだそうだ。それもありだなと思い
ながら、ピークを目指す。ピークまであと少し。そう思った頃、サブリー:ジャニーのペ
ースが急に速くなる。きっと、いや間違いなくピークが近づくにつれて、ジャニーのハー
トは掻き立てられたのだろう。それにしても速い。と思いきや、ピークを目前にして、高
山病の筈の久米がガツガツと前に進み、ジャニーを差し置いてピークに1番のり。本当に
コイツは高山病なのか?と思われても仕方ない行動だ。
北岳ピーク。朝っぱらからよくもまぁこんなに人がいるもんだ。写真を撮ってもらえる
点では都合が良かったが…。きっと、周りの人達も同じことを思っていただろう。ここか
らの眺めはサイコーだった。紅葉は言うまでもなく、360°大パノラマ。まして晴れてたか
ら完璧。富士山、春合宿で行った鳳凰三山、甲斐駒ケ岳、遠くには八ヶ岳、反対側を見れ
ば中央アルプスも見えた。ここで俺は何枚写真を撮っただろう?皆、それぞれに北岳ピー
クを御満悦したところで、最後に5人で写真を撮ってもらい、ピークを後にする。
約1時間で小太郎尾根分岐へ。この間、途中に何箇所か急な岩場がある。だが、慎重に
進めば大丈夫。実際、小学生ぐらいの子供ともすれちがったし。空身だったけど。
そして、右俣コースへと入る。ここからの北岳の眺めや、紅葉は格別に良かった。この
右俣コースは勾配がやや急なので下るにしても登るにしても、ちょっと疲れる。途中、テ
ン場ともなりそうな平らで広くなっているところでまたしても写真を撮りまくる。だって、
景色イイんだもん!それからしばらくして沢の音が聞こえれば、大樺沢二股はもうすぐだ。
大樺沢二股で1本取り、あとは昨日きた道を戻るだけ。傾斜も緩く、1度通っている道だ
し、そして何より下山なので、かなりのハイペースで進む。
11:40、無事広河原バス停に下山。だが、甲府行きのバスが12:00発だったので、下山の余
韻に浸ってる間もなく急いで乗車の準備をする。時間的にかなりギリギリだったが、何と
か乗車。林道はほぼ悪路で、バスの揺れがかなり激しい。1年の4人は寝れたようだったが、
俺一人眠れず。もしかして、俺ってデリケート?
甲府駅に着き、打ち上げをして、16:00過ぎ、帰路についた。
【行動時間】
北岳山荘(6:00)→北岳(6:55-7:30)→小太郎尾根分岐(8:25-8:45)→大樺沢二股(10:00-10:15)→広
河原バス停(11:40)
≪多田の独り言≫
辻さん:「どっか登りたい山とかってあるの?」
俺 :「やっぱ、富士山ですかねー。」
辻さん:「ん~、富士山はつまんないよ。やっぱ、登って楽しいのは北岳だよ。富士山は登
る山って言うより、見る山だから。」
俺 :「へ~、そーなんですかぁ。」
この会話は、今年の4月に俺がT.Sバイトに行った時に辻社長と交わしたものである。こ
の話を聞いたときから俺はずっと、いつか絶対に北岳に行きてーと思っていた。1年4人と
俺で山に行くという話が持ち上がった時、これは今北岳に行っておくしかねーと思い、
今回の山行地を北岳にした、という次第である。
2日とも天気にも恵まれ、きれいな紅葉も見ることができ、なまらイイ山行となった。
文責:多田有輝 |
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